木を使う

箱根の森

2022年10月26日 22:28

伐採した木は乾燥すると、建築材などとして長期間にわたり利用できます。

でも、風雨に晒される自然の中では少しずつ朽ちていきますので、
ひと工夫が必要です。

その方法の一つは樹皮を取り除くことですね。
今年の箱根西麓森林塾の森づくり講座では、この皮むきを体験してもらいました。



うまく剥けないことも多いですが、気持ちよくまとまって綺麗にむけると、
だんだん夢中になります。

そして、皆さんに剥いてもらったものは、杭材として遊歩道に使っています。



もちろん、柵工材の丸太も皮を剥いて、腐りにくいようにして使っています。

森を育てるためには、伐採した木を有効に活用することが大切です。
三島フォレストクラブでは、この他にもベンチなどの木工品を作る活動もしています。

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三島フォレストクラブ
Mishima Forest Club
https://mishima-life.jp/groupHP/mfc021214/index.html