木が粘る!?
11月30日、秋の県民森づくり大作戦の一環としての間伐作業が行われました。
普段、あまり間伐に参加しない人も、
慣れた人に指導を受けながら何本か伐り倒しました。
木は自然のものなので、当然ながら一本一本違います。
高さ、太さ、枝ぶり、平坦なところか、斜面かなどの生えている場所の環境、その他色々。
それに応じて、伐る手順も変わります。
形だって違います。
木が必ずしも丸いとは限りませんよね。
根元に近い部分は特に。
以前、「この木はねばりがあるから・・・」と言われて
「木が粘る?『しなる』って意味かなぁ・・」と思ったりしましたが
根が張り出している事なのでした。
そういう木を伐る時は、先に張り出している部分を切って
円に近い形にするのです。
下の写真が、「根張り」を切ったところです。
木を伐る作業というと、力仕事のイメージが強いのですが
状況に応じて臨機応変にやらなければないらない、
実はすごーく頭を使う仕事なのだなぁとしみじみ思うのでした。
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