技術アップ講座 天城(後編)

箱根の森

2013年12月16日 12:17

さて、天城の技術アップ講座の続きです。
紅葉がキレイ!

自然の中にはこんな色もあるんですねぇ。
ムラサキシキブの実です。

こちらの実は・・・。
ウナギを食べる時にかかせないアレ!
山椒!
・・と思ったら残念でしたー。
カラスザンショウです。
山椒と同じ、ミカン科サンショウ属の木で似たような香りもしますが、
人は食べずカラスが食べるからこの名がついたとか。
明るく開けた場所に最初に生える木のひとつです。
ちなみに接待茶屋の森には本家(?)の山椒もあります。

これは、「キハダ」。
皮の内側が黄色いから、黄膚(キハダ)。
内側なんで、黄色い部分は見えないんですけどね。
染料や胃薬に使われていたとか。
「実がなっているのを見るのは初めて!」
と、案内役のSさんが言うので、みんなも
「ほほ~~これがねぇ・・・・」としげしげ。

天城と言えば、杉ですね。
お弁当は「二本杉」のところで。
もっと太い杉もありました。

天城と言えば、ワサビも。
これは使われなくなったワサビ田。
山の中で栽培するのって、よく考えたら大変な事ですね。
やはり、昔にくらべたらワサビ農家も減っているのでしょうか。
とはいえ、もちろん現役のワサビ田もたくさん見かけましたよ!

こちらも現役ではないですね。
昔、伐った杉を運んでいたもの。

使われなくなって久しいので
展示用に積んである丸太の上に草や木が生えてきて、これはこれでなかなかアートな感じです。
でも、使われないということは国産の材木の需要が少ないということなんでしょうね。
もったいないなぁ。
立派な杉があるのだから、また活かせると良いのに。

最後に、謎の葉っぱを発見!!
なんの葉だろう??
みんなで推理しましたが特定できず。

Sさんが持ち帰って調べてくれました!
「アワブキ」の変種みたいです。
こんな珍しい形を見つけるのも山歩きの楽しみのひとつです。

あまり急峻なコースではなく、おしゃべりしながら楽しく歩けました!
違う季節にも行ってみたいです。
その時はまた、Sさんよろしくお願いします!!

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