箱根西麓森林塾・広葉樹の森づくり③

箱根の森

2015年07月21日 09:57

6月28日は箱根西麓森林塾・広葉樹の森づくりコースの3日目でした。
森づくりにおける埋土種子、先駆樹種、風散布種子、動物散布種子の種類と役割り、
ギャップの大きさによる樹種別成長の違いなどをフィールドにて学んでいただきました。

ギャップというのは、森の中で風などで木が倒れたり、
人が木を伐ったりしてポッカリと空いた空間のコトです。

下の写真は左側にいる人が2011年7月13日にこの場で撮った写真をみんなに見せています。
2011年だと今から4年前ですね。
当時と今とでギャップ地の違いを見てもらい、
森づくりでの作業の有り方などを語ってもらっているところです。

これは、シカ除けの柵の内側と外側で植物の成長の違いを見ています。

真ん中に草の芽がたくさん出ていますが、
タヌキの糞に入っていた種から発芽したのではないかと思われます。
フィールドで活動していても、動物にあえるコトは滅多にないのですが
動物の痕跡には多く出逢えます。
動物も広葉樹の森づくりに一役かっているのですね!!





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