2022年03月09日

送電線の下

鉄塔や送電線は皆さんの近くにもがあると思いますが、箱根西麓の森の中にも送電線が通っています。

身近な送電線と違って、森の中の送電線は山あり谷ありの複雑な地形を通っていきます。

また、森の中を通る送電線の下に育つ木は、送電線へ接触する前に伐採されます。

送電線の高さはほぼ同じなので、
谷になっているところに立つと送電線までは遠く、ずっと上の方に見えますが、
山や尾根などの高くなっているところに立つと、送電線までの距離はかなり近くに感じます。

ということは、送電線までの距離が近い山や尾根の上に育っている木は、谷の木よりも早く伐採されることになり、大きな木がない開けた場所になります。

このような森の中の開けた場所は、生き物にとって、とても貴重な場所です。

草原で育つ蝶類にとっては大事な生息場所であり、鳥類の狩場になることもあるようです。

このように、人が手を入れることで、
生態系の保護に役立つこともあります。
色々な視点で森を見ることが大切ですね。

箱根接待茶屋の森にも、このような場所があり、一昨年から草地として大切に保護する活動を始めました。

送電線の下

※ 2月28日の静岡新聞の朝刊にも、送電線の管理が
 蝶の保護に貢献しているという内容の記事がありました。
 (会員のOさんからの情報です)

――
三島フォレストクラブ
Mishima Forest Club
https://mishima-life.jp/groupHP/mfc021214/index.html



Posted by 箱根の森 at 20:26│Comments(0)
 
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