2024年03月11日

遊歩道づくり

箱根接待茶屋の森には、森づくりのための道具を運んだり、森林塾などの学習や散策で歩くための遊歩道をつくり、整備しています。

遊歩道は人が歩くためだけの道なので、道幅は最小限に、人工物は使わず周りの土を少し掘って平らにすることを基本に作ってあります。

ただ、急な斜面では、土だけでは滑ったり、人が歩くだけでも削られて、そこに雨水が通ることでさらに削られたりします。
そこで、そんな場所には階段を作り、歩きやすくして、雨水も横に流して削れないようにしています。

今年度つくった階段はこちら。
遊歩道づくり

材料となる丸太や杭材は急な斜面を人力でここまで運び、杭材は腐りにくいように皮を剥いてあります。
また、1段の高さや幅も傾斜や歩きやすさを考えて丁寧につくっています。

このようにしっかりと丁寧に作っているとはいえ、土と木材だけの自然素材でつくられた道はとてもデリケートです。

森の中の大切な遊歩道、これからも大切に使っていきましょう。

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三島フォレストクラブ
Mishima Forest Club
https://mishima-life.jp/groupHP/mfc021214/index.html



Posted by 箱根の森 at 00:09│Comments(0)
 
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