2013年12月16日
技術アップ講座 天城(後編)
さて、天城の技術アップ講座の続きです。
紅葉がキレイ!

自然の中にはこんな色もあるんですねぇ。
ムラサキシキブの実です。

こちらの実は・・・。
ウナギを食べる時にかかせないアレ!
山椒!
・・と思ったら残念でしたー。
カラスザンショウです。
山椒と同じ、ミカン科サンショウ属の木で似たような香りもしますが、
人は食べずカラスが食べるからこの名がついたとか。
明るく開けた場所に最初に生える木のひとつです。
ちなみに接待茶屋の森には本家(?)の山椒もあります。

これは、「キハダ」。
皮の内側が黄色いから、黄膚(キハダ)。
内側なんで、黄色い部分は見えないんですけどね。
染料や胃薬に使われていたとか。
「実がなっているのを見るのは初めて!」
と、案内役のSさんが言うので、みんなも
「ほほ~~これがねぇ・・・・」としげしげ。

天城と言えば、杉ですね。
お弁当は「二本杉」のところで。
もっと太い杉もありました。

天城と言えば、ワサビも。
これは使われなくなったワサビ田。
山の中で栽培するのって、よく考えたら大変な事ですね。
やはり、昔にくらべたらワサビ農家も減っているのでしょうか。
とはいえ、もちろん現役のワサビ田もたくさん見かけましたよ!

こちらも現役ではないですね。
昔、伐った杉を運んでいたもの。

使われなくなって久しいので
展示用に積んである丸太の上に草や木が生えてきて、これはこれでなかなかアートな感じです。
でも、使われないということは国産の材木の需要が少ないということなんでしょうね。
もったいないなぁ。
立派な杉があるのだから、また活かせると良いのに。

最後に、謎の葉っぱを発見!!
なんの葉だろう??
みんなで推理しましたが特定できず。

Sさんが持ち帰って調べてくれました!
「アワブキ」の変種みたいです。
こんな珍しい形を見つけるのも山歩きの楽しみのひとつです。
あまり急峻なコースではなく、おしゃべりしながら楽しく歩けました!
違う季節にも行ってみたいです。
その時はまた、Sさんよろしくお願いします!!
紅葉がキレイ!
自然の中にはこんな色もあるんですねぇ。
ムラサキシキブの実です。
こちらの実は・・・。
ウナギを食べる時にかかせないアレ!
山椒!
・・と思ったら残念でしたー。
カラスザンショウです。
山椒と同じ、ミカン科サンショウ属の木で似たような香りもしますが、
人は食べずカラスが食べるからこの名がついたとか。
明るく開けた場所に最初に生える木のひとつです。
ちなみに接待茶屋の森には本家(?)の山椒もあります。
これは、「キハダ」。
皮の内側が黄色いから、黄膚(キハダ)。
内側なんで、黄色い部分は見えないんですけどね。
染料や胃薬に使われていたとか。
「実がなっているのを見るのは初めて!」
と、案内役のSさんが言うので、みんなも
「ほほ~~これがねぇ・・・・」としげしげ。
天城と言えば、杉ですね。
お弁当は「二本杉」のところで。
もっと太い杉もありました。
天城と言えば、ワサビも。
これは使われなくなったワサビ田。
山の中で栽培するのって、よく考えたら大変な事ですね。
やはり、昔にくらべたらワサビ農家も減っているのでしょうか。
とはいえ、もちろん現役のワサビ田もたくさん見かけましたよ!
こちらも現役ではないですね。
昔、伐った杉を運んでいたもの。
使われなくなって久しいので
展示用に積んである丸太の上に草や木が生えてきて、これはこれでなかなかアートな感じです。
でも、使われないということは国産の材木の需要が少ないということなんでしょうね。
もったいないなぁ。
立派な杉があるのだから、また活かせると良いのに。
最後に、謎の葉っぱを発見!!
なんの葉だろう??
みんなで推理しましたが特定できず。
Sさんが持ち帰って調べてくれました!
「アワブキ」の変種みたいです。
こんな珍しい形を見つけるのも山歩きの楽しみのひとつです。
あまり急峻なコースではなく、おしゃべりしながら楽しく歩けました!
違う季節にも行ってみたいです。
その時はまた、Sさんよろしくお願いします!!
2013年12月13日
技術アップ講座 天城(前篇)
11月30日、三島フォレストクラブの「技術アップ講座」として天城の山を歩いてきました。
いつも活動している箱根西麓とは違う山の姿を見て、色々参考にしたいと思います!!
バスで道の駅まで行き、少し歩いて旧天城トンネルへ。
この横から登って行きます。

黄色く色づいた葉の木は「チドリノキ」。

私達の活動場所の箱根接待茶屋の辺りには、
「あっても良いはずなのに無いんだよねぇ」
と、天城出身のSさん。
Sさんはフォレストクラブやその他にも色々な自然保護の活動をしています。
この日は案内役。
「何でも聞いて!」と頼もしい限りです。
この日は天気も抜群。
富士山がきれいに見えました!

天城は随分前からシカなど獣害に悩まされています。
ところどころに獣除けのネットがありました。
が、破られて穴が開いた部分も多く見られました。

シカはこんな風に木の皮を食べてしまいます。

痛々しいですね。
植樹した木も守らないと・・・

こんな風に食べられてしまいます。

日本全国で問題になっている獣害ですが、
普段、山に入る機会がないと自分には関係ないと思ってしまうかもしれません。
ですが、皮を食べられた木が枯れたり
育つはずの苗が無くなったり、
じわじわと山全体の生態系が変わってきて、
前は咲いていた花が咲かなくなったり、土砂崩れが起きたり、
次第に多くの弊害が出てきます。
試行錯誤しながら、害を減らそうと全国各地で奮闘しているんですね。
もちろん、箱根西麓も例外ではありません。
なんだか、難しい話題になってしましいましたが
後編ではこの日に見つけた自然の色々を紹介しますね!
いつも活動している箱根西麓とは違う山の姿を見て、色々参考にしたいと思います!!
バスで道の駅まで行き、少し歩いて旧天城トンネルへ。
この横から登って行きます。
黄色く色づいた葉の木は「チドリノキ」。
私達の活動場所の箱根接待茶屋の辺りには、
「あっても良いはずなのに無いんだよねぇ」
と、天城出身のSさん。
Sさんはフォレストクラブやその他にも色々な自然保護の活動をしています。
この日は案内役。
「何でも聞いて!」と頼もしい限りです。
この日は天気も抜群。
富士山がきれいに見えました!
天城は随分前からシカなど獣害に悩まされています。
ところどころに獣除けのネットがありました。
が、破られて穴が開いた部分も多く見られました。
シカはこんな風に木の皮を食べてしまいます。
痛々しいですね。
植樹した木も守らないと・・・
こんな風に食べられてしまいます。
日本全国で問題になっている獣害ですが、
普段、山に入る機会がないと自分には関係ないと思ってしまうかもしれません。
ですが、皮を食べられた木が枯れたり
育つはずの苗が無くなったり、
じわじわと山全体の生態系が変わってきて、
前は咲いていた花が咲かなくなったり、土砂崩れが起きたり、
次第に多くの弊害が出てきます。
試行錯誤しながら、害を減らそうと全国各地で奮闘しているんですね。
もちろん、箱根西麓も例外ではありません。
なんだか、難しい話題になってしましいましたが
後編ではこの日に見つけた自然の色々を紹介しますね!
2013年10月28日
技術アップ研修
三島フォレストクラブの会員に向けて
技術アップ研修のお知らせです。
場所は天城です。
天城国有林は、私達が現在活動している箱根西麓の森(接待茶屋の森)と標高がほぼ同じで、
自然林と人工林が入り混じっています。
私達の活動している森も、広葉樹林化を目指している場所があるので、
地域的植生、植種は参考になると思います。
そして、天城山は、以前からシカ等の食害に悩まされています。
今日の研修ルートでも、いくつかの防護策(柵)を見ることが出来ます。
最近は箱根山でも、シカ等の食害が見られるようになりましたので、参考にしていただきたいと思います。
遊歩道については国・県・市で管理(十分ではないが)されています。
これからの接待茶屋の森の遊歩道作りに、多少なりとも参考になると思います。
昭和の森会館の「森の情報館」では、天城の農林業の歴史を紹介、展示しています。
葉で見分ける木の種類、野鳥の鳴き声、わさび・しいたけ栽培の資料なども見学できます。
このように、参考になる点が沢山ある研修ですので、是非ご参加下さい。
日時:11月30日(土) (雨天決行)
集合場所: 三島市役所 8:00出発(時間厳守)
研修場所: バスを利用して、天城国有林(天城峠・伊豆山稜線歩道他)の標高600~800m付近を見学します。
行 程:三島市役所(8:00)―道の駅「天城越え」(9:15)―天城峠下車(9:45)
~旧天城峠~古峠~二本杉峠(昼食)~大川端(遊々の森)~道の駅「天城越え」・
昭和の森会館(15:00)、出発(15:30)―三島市役所(17:00)解散
* 午後の行程の大川端から道の駅間は、時間と参加者の様子を見て、乗車場所を決定します。
その他:天城の山を歩いて見学しますので、山を歩ける服装と靴で、昼食・飲料・筆記用具・雨具を用意してご参加下さい。
参加希望の方はMFC事務局 鈴木さんまで。(締め切り11月22日)
技術アップ研修のお知らせです。
場所は天城です。
天城国有林は、私達が現在活動している箱根西麓の森(接待茶屋の森)と標高がほぼ同じで、
自然林と人工林が入り混じっています。
私達の活動している森も、広葉樹林化を目指している場所があるので、
地域的植生、植種は参考になると思います。
そして、天城山は、以前からシカ等の食害に悩まされています。
今日の研修ルートでも、いくつかの防護策(柵)を見ることが出来ます。
最近は箱根山でも、シカ等の食害が見られるようになりましたので、参考にしていただきたいと思います。
遊歩道については国・県・市で管理(十分ではないが)されています。
これからの接待茶屋の森の遊歩道作りに、多少なりとも参考になると思います。
昭和の森会館の「森の情報館」では、天城の農林業の歴史を紹介、展示しています。
葉で見分ける木の種類、野鳥の鳴き声、わさび・しいたけ栽培の資料なども見学できます。
このように、参考になる点が沢山ある研修ですので、是非ご参加下さい。
日時:11月30日(土) (雨天決行)
集合場所: 三島市役所 8:00出発(時間厳守)
研修場所: バスを利用して、天城国有林(天城峠・伊豆山稜線歩道他)の標高600~800m付近を見学します。
行 程:三島市役所(8:00)―道の駅「天城越え」(9:15)―天城峠下車(9:45)
~旧天城峠~古峠~二本杉峠(昼食)~大川端(遊々の森)~道の駅「天城越え」・
昭和の森会館(15:00)、出発(15:30)―三島市役所(17:00)解散
* 午後の行程の大川端から道の駅間は、時間と参加者の様子を見て、乗車場所を決定します。
その他:天城の山を歩いて見学しますので、山を歩ける服装と靴で、昼食・飲料・筆記用具・雨具を用意してご参加下さい。
参加希望の方はMFC事務局 鈴木さんまで。(締め切り11月22日)